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胃捻転という魔物

幸い餡子は注射の効果もあってか昨日クリニックから帰ってご飯食べて爆睡したら微熱も取れました。
夜はすこし痰が絡んでる咳を数回しましたが、咳き込むこともなく朝までぐっすり寝ました。
薬をきっちり飲ませてワクチン打たねば!

きんたろうを私たちから連れ去った病は胃捻転でした。いえ、だったと思います。診断はされていません。
亡くなる前日の夕方の散歩までいつもと変わりなく、食事も済ませ涼しいところを求めてウロウロと移動していました。吐きそうな様子を見せ始めたのは9時頃でした。
それまでも夏になると暑さで数回吐いたりしていたので、いつもの夏バテかな?と思いただ様子を見ていました。
異変に気付いたのは11時頃です。吐こうとして吐けず、うろうろと唾液だけを垂らして歩き回っていたきんたろうのお腹が膨れてきていたのです。嫌な感じがしました。
吐きなさいと言っても吐けずきんたろうは苦しさで寝る事もできませんでした。
かかりつけの獣医さんは主人の同級生だったので遅い時間でしたがメールを送って指示をもらおうとしましたが、返事がきません。
時間が過ぎて行くにつれて、きんたろうのお腹はどんどん大きくなっていました。
ようやく電話連絡が取れたのが日付も回った深夜。緊急手術で電話が取れなかったとのことでした。
すぐ連れて来て良いとの言葉に甘え、病院へ。しかし、出来たのは点滴と薬の処方のみ。
血液検査では特に異常がないとの答えでした。明朝また連れて来なさいとのことで連れ帰り
きんたろうが苦しさのあまりあちこちで唾液を吐くのを知りつつ何もしてやれない夜を過ごしました。
この時はまだ、朝になって病院にもう一度行けば手術や処置ができるものだと思っていたのです。
朝になり、トイレに行きたがるきんたろうを主人は家の前まで散歩に連れて行きました。
具合は悪いながらも、階段を下りてトイレを済ませたあと上がって来ましたが
水を飲む事もご飯を食べる事も出来ません。食事を済ませ主人は仕事を始め、私は後片付けをしていました。
すると、きんたろうが今まで聞いた事の無い声で私を呼んだのです。
助けて欲しいと、苦しいと、側に居てと、見えないところに行かないでとその声は甘えと苦しさの混じった悲壮な声でした。一瞬で私は悟りました。間に合わない。
焦って準備を済ませ、よちよちとなってしまったきんたろうに階段を下りさせ病院に行くと家を出ました。
けれど、駐車場の中ほどまでようやく歩いたきんたろうは、もう歩けなくなってしまいお腹が膨れ上がっているその体を私はひとりで抱えられず、しかもきんたろうは痙攣していました。名前を呼んでもうつろで焦点が合いません。携帯で主人を呼び二人掛かりで何とか車に乗せ、病院へ急ぎました。
病院へ向かう車の中で、きんたろうは何度も私たちを呼びました。そして、手を握ってほしそうにするのです。
上半身を抱え、手を握ってやると、また昨夜のように甘えるような切ない声で泣き
なんとか病院に着いた時には意識は混濁していました。
それからどの位の間生きていたか、気付いたらきんたろうの心臓はもうお腹の膨らみに耐えかねて
その動きを止めてしまっていました。
最後まで私たちを捜しているような様子でした。
たった一日で、あっと言う間のことでした。

心の中で、もっと何かできないんだろうか・・・、手術はできないんだろうか
このまま時間を過ごして良いんだろうか、と思いながら何の知識もない私たちは
なにか内蔵の病気だろうとは思いながら何も言えず、最後まで獣医さんからも胃捻転という言葉も出ませんでした。
獣医さんの兄弟のペット葬祭で火葬してもらうことになり、町外れの山中の火葬場できんたろうは骨になりました。
散歩していると人が振り返るほど立派だったシッポもいつまでも触っていたかったビロードのような耳も
力強いオテをしていた肉球も素人カットでプリプリになっていたブルマーもみんな灰になってしまいました。
たった一日でした。

火葬に時間がかかるからと食事を取りに車で走っている時、私たちはいっそ死にたいと本気で思いました。
生活の何もかもにきんたろうが居たのです。ついさっきまで。
寝ている時も寝言を言ったり、寝場所を変えるために歩き回る足音がしたり
散歩は一日二回台風が来ようと大雨だろうと欠かすこと無く、
主人が居ないときに停電して二人でぶるぶる震えてくっついていたこともありました。
ちょっと具合が悪くて散歩前にトイレだけした後、私の仕事机の後ろで寝ていた日もありました。
耳がいつも痒くて、耳掃除が嫌で綿棒を見ただけでトイレに隠れたり
掃除機が怖くて、カミナリが怖くて、花火が苦手で・・・

予想外に大きな骨壺に、それでもきんたろうの骨は全ては入りきりませんでした。
最後に一切れ残っていた豚耳はかじりかけでした。
固い物がだんだん苦手になって骨ガムもほどいてやらねば食べられず、
豚耳はシャンプーのご褒美で先週末にあげたのに食べきれなかった残りでした。
おもちゃ箱に、ひっぱりっこしたゴルフのヘッドカバーや大好きだったボール。
カウンターには大好きなクラッカーがまだまだ残っていました。

私はもう死んでしまったのに、きんたろうが諦めきれずわんわん泣きました。
なんで助けられなかったんだろうと血眼になってネット検索をしました。
読むと泣かずにいられないような犬の病死の日記を数えきれないほど読みました。
泣き過ぎて目が腫れ上がり、仕事をしていても目が霞むほどでした。
そして、ある日見つけました。
きんたろうと同じ死に方をした子の様子が書かれた日記でした。
読んでいて震えがきました。
慌てて主人に説明しようとしましたが、うまく説明出来なかったほどです。
それからいくつもの日記のなかに出て来た胃捻転という言葉できんたろうの死因を知りました。
獣医さんは説明してくれなかったし、もう手遅れということ以外教えてもらえなかったので
私の判断ですが、間違いないと思っています。

大型犬で、一度太ったあとに少し痩せ、筋肉がゆるんでいたこと。
直前まで何も変わった様子はなかったこと。
食事は一日二回で、きちんと量ったことはなく、適当だったこと。
水をがぶ飲みすることが多かったこと。
食前食後に水を多く飲んでいたこと。

海外では予防のために手術をするほどポピュラーな病気なのに日本では起こした後の手術すら出来ない医師が多いということ。
たとえ間に合って手術をしても半分も助からないこと。
防ぐためには予防の手術をするのが一番確実だけれど、
食事を三回に分けて一回の量を減らすことと
体重を増やしすぎず、筋肉をつけて水はたっぷり与えて良いが、食事の直前直後は控えめにすること。
食事の直後に暴れさせないこと。食後はよく観察しておくこと。

このくらいしか出来ることはないようです。でも、知っていたら違ったかもしれない。

もう一度犬を迎えようと思った時、私は猛烈にネットを渡り歩き
しつけから、食事、病気のことを読みあさりました。
そして、何も知らなかったことに愕然としました。
知る手段は持っていたのに、ただ何となく一緒に暮らしているだけで
本気できんたろうのために動いていなかったのです。
体に良さそうなフード、体に良さそうなシャンプー、良さそうな・・・
何が基準で良いと判断していたのか今では自分でもわかりません。
知識でガチガチになって何もかも安心出来ないように思えて不安に落ち込んだこともありますが
知らずに何もしないよりは良いと思います。
色々な意見を聴き、見、知識を持った上で選んだ答えならあれほどの後悔はせずに済んだと思うのです。
餡子は、食事を三回に分け、食べたらすぐゲップが出るように高さを工夫し、
慌てて食べる時はちょっと邪魔をしつつ与えます。
痩せ過ぎも良くないらしいので標準サイズ(触るとあばらが指に触れる)を守るように
フードの量を調整しています。
食後大人しくしなさいと言うとふーっとため息をつきますが、ちゃんとサークルの中で仮眠しています。
30分たったら水をやり、2時間たったら出して遊ばせるようにしています。
これだけでもしないよりはましだと信じています。


どうか、大型犬を飼っている人が胃捻転という病気で大事なパートナーを亡くすことがありませんように。
この病名を知っているかいないかだけでもいざと言う時の対処が違って来ると思います。
どうかネットで胃捻転(いねんてん)検索してみて下さい。
そして、自分なりの知識を持っていて下さい。
何もせずに失うことがないように・・・。

辛いことですが、胃捻転はなってしまっては助かることのほうが少ないのです。

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風邪ひいちゃいました!

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土曜日の夕方、一緒に昼寝して起きたら
餡子がゲホゲホ咳をし始め、何か引っかかってるみたいに激しく・・・
声も掠れてるみたいです。
食欲は普通だし、トイレも正常。ただし、体がちょっと熱い。
寝る前様子を見ていたら、また咳。
ひとしきり咳き込んだら寝ました。
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夜中も咳込んでちょっとパニックになったので、
「餡ちゃん、風邪かもね・・。静かに寝よう。お水飲んでね・・・」となだめ
寝付くまで喉をさすり、
明け方も咳き込み、その繰り返し。

散歩は止めて、一日様子を見ていたらだんだん声が戻って来ました。
が、咳き込むと痰が出ます。
クリニックに連れて行こうか悩んだけれど
咳がだんだん軽くなって来たので、出来るだけ安静にさせて様子をみました。
夜中は良く眠りましたが、朝は咳で目が覚めた様子。でも、痰がキレてる感じ。
動かしても負担ではないだろうと考えてクリニックへ。

本当ならワクチンのハガキを貰っていたのですが、
百日咳みたいな風邪らしいとの診断。
クロマイと気管支拡張剤を処方してもらい、
飲み薬が効き始めるまでの一日を短縮する為に注射してもらいました。
5日飲んで咳が出なければ混合ワクチンが打てます。

体重が24.5と1キロ増えており、もう太らせないようにと注意されましたw
猛暑で夕方の散歩を中止しているのにフードの量をそのままにしていました!
あちゃー。
早速帰って一回分から5gずつ減量。
一日分で15gの減量ってたいしたことないみたいだけど(300→285g)
以前もこれできちんとダイエット出来たので慌てません(ダイジョブかー??)
おやつも半分にして一週間様子をみることに。

餡子のかかりつけのクリニックは車で10分かかるけれど、年中無休です。
処置(耳掃除)が一件500円。診察が500円。
今日はお薬二種類各2000円、注射が1600円で計6930円でした。

爪も歯も誉められたけど、太りかけてたので反省。

クリニックからの帰り、スーパーに立ち寄り、
超スピードで買い物を済ませて車に戻ったら
大人しく待っていた餡子がうれしそうに運転席の私の方に顎を載せました。
ちょっと熱っぽい彼女の息を耳元に感じて、左手でぎゅっと頭を抱いたら
餡子がふんふんっと甘え声。

早く良くなろうね!
ワクチンが済んだら郊外の公園に遊びに行くぞー!
それまでに、ダイエットも済ませとかなきゃね。
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家鴨のくちばしからこぼれる
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